当園は1925年創立の日本キリスト教団須磨教会付属の幼稚園です。「明治期」になって宣教師たちが日本に来た時、教育という分野に関して2つの必要性を感じ、行動を起こしたといいます。
一つは女子教育です。だからミッションスクールには女子校が多いのです。そしてもう一つが幼児教育です。幼稚園も教会附属やキリスト教主義をうたっている学校法人が多いのは、そのためです。
須磨教会は宣教師によってではありませんが、やはり教会のおかれた地域における幼児教育の必要性を感じ、幼稚園を開くことにしたのです。
皆さんは「就学前」「学齢前」という言葉をご存じだと思います。いずれも勉強を学ぶ前ということです。幼稚園はこの時期に属します。人は生まれて来て、学ぶ前になさなければならないことがあるのです。
例えば人を信頼するということがそうです。感情を育てるということもそうです。或いは自分で考え、自分の思いを第三者に伝えるということがそうなのです。
私たちの幼稚園は学齢前の子どもたちにはそういうことを身につけて欲しいと願い、保育の中心にしています。
また遊びを大切にしているのも特徴です。子どもたちは遊びの中から色々なことを学んでいくのです。
クラスは、年少、年中、年長の異年齢児クラスで過ごしています。